Sunday, May 15, 2011

OTAFUKU IRAN スリッパ。

本日はママジャン(義理母)宅にて親しい身内が集まっての
SUNDAY AFTERNOON ランチ!

天気にも恵まれ、ママジャンの裏庭にて  KEBAB (シシカバブ、っていいますよね。)
(カバブ、俗称で串焼きのことです。)を焼くことになりました。

イランの人は室内では靴をぬくので、ママジャンの家から裏庭にでるには
縁側ちっくなところから裏に出て、スリッパをはいて行きます。

いつもその時にナヌ?、と目を留めるこのスリッパ。



見えにくいですが、
OTAFUKU IRAN
と書かれています。

その下には
Made in Iran
なんて超レアな
スリッパ。




かなり日差しと風雨にさらされてボロボロになっていますが
今もママジャン宅で活躍中のOTAFUKU スリッパ。
イランで買ってきた事は間違いないのですが、いったいこれは
日本の会社のものなのか。
OTAFUKUですからねえ。。
イランの言葉 ”フアーシ” で OTAFUKUはない、とのことで、
ミスター夫いわく日本のブランドじゃないの?、とのこと。

 今度ママジャンがイランに里帰りの際にはぜひ、お土産に
リクエストしたい一品。

さてさて、話は KEBABに戻ります。


このようにズラっと
ならべて
KEBABをガス火焼き。

総勢11人分の
KEBAB
1時間ほどかけて
焼き上げました。




今回は鶏肉のみ
でしたが、
このほかに
牛肉、牛肉のひき肉
そして魚の
KEBABがあります。

豚は宗教上食べる事は
ありえません。



豚肉は食べないミスター夫フアミリーですが、なぜか!?、ベーコンやハムはOK, OK,といって食べているのが私には謎でたまりません。

ミスター夫のフアミリーはモズラムですが、とてーも Easy Going モズラム。
アメリカに移民してきている半分以上のイランの人たちは、こういったのんびりしたモズラムの人が多いです。そうだからこそ、宗教が強くなりすぎて自由を失った国を70年代後半に飛び出した家族が多いのです。

みなさん、むかしのシャーとかいう王様の時代が懐かしいと言います。
王族の不正はあったけれど、人々は自由で、女性もアメリカ人のようにスカートやドレスをきて、メイクもバシっと決めていた。 テレビでは Felix the Cat やローレン、ローレン、ローレーン、の曲でおなじみの西部劇も放映されていたそうです。

いつか再び、イランの人々が自由を取り戻す事を祈りつつ。

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