Tuesday, September 13, 2011

サギ師の魔の手。

ひょっとすると引っ越すかもしれないので、次の場所におさまらない
アンテイークの人形劇舞台を売ろうとネットに広告を出していたら、
怪しげな買い手からのメイルが来ました。


ミスター夫、はりきって代金の入金口座などを相手に送ろうと
していたのですが、私的には妙になにかクサイ気がして
その買い手やらからのメイルを読ませてもらいました。


、、ら、臭うも臭う。 プンプン臭うーう。
人形劇舞台壁。
高さ3M
幅5M超はある
なかなか大きな
壁のような舞台。


ミスター夫が
20年前に
ひょんな事から
買ったという
珍しい一品。。






どこの世界に$5000以上も出してアンテイークを買うのに
見ないで買うバカがいるのか?


しかもLA近郊のみのネットで売りの広告をだしているのに、なのに
見に来れない、けど今すぐ欲しい。お金は全額払う。
しかも、自分は今、電話が使えないところにいて電話のやり取りは出来ない。
オンラインバンキング はつかわないので、支払いは指定する
この方法で受け取ってほしい、その受け取り方の説明を長々と
バカ丁寧にしているわけです。、その買い手とやらは。


しかも、しかも、商品を受け取りにもいけないけど、代わりに運送業者を
そっちによこすから、業者に商品は渡してくれと。怪しい。


補足:我が家(ミスター夫)が去年あったサギでは、まさしくこのとおりで、
お金の入金後、運送業者に運送代を入金したお金で支払ってくれ、
ということで運送業者に運送代$600を振込。


その後何も連絡がなく、運送業者も現れず。
振り込まれたお金は2週間後に盗難カードを使って振り込まれた
お金だったため、全額警察(被害者)に返金。、しないと今度は
こっちが罪に問われます。
我が家は$600立て替え損、というか、そこでサギにあいました。
しかも、物品を盗られていないので、保険もおりず。
こういうサギを Grand Thief  と言うらしく、結局我が家は被害届を出して
終わった、という2010年サギ初体験。


あんまりむかついたので、この後私は運送業者のいるシンガポールの
警察署にまで国際電話をかけて、振込先のお金の受取人の名前を
伝えて捕まえてくれとお願いしましたが、被害届は騙された本人が
シンガポールの管轄の警察署に直接出向いて被害届を出さないと受理
されないとのことで、そこであきらめました。


そういうことがあり、私的にはこんなにスンナリ、値切り交渉もせず、
実物も見ず買う人は怪しいので、ミスター夫にその買い手の名前、または
どんな些細な関連事項をもグーグル検索入れて、近頃はやりのサギ、
だましでネットにそのような事例がでていないか調べてほしい、とお願い。


しぶしぶミスター夫が調べた結果、サギでした。
そういう偽名を使ったサギ。
James Luis という偽名を使っているサギらしく、
すでに多くの人が被害にあっているようでネットでその詳細が
紹介されていました。(  例:Scam by James Luis )




たいがいこういうサギ師はアメリカ国外にいて、お金の振込先も
東南アジアか、南米。
しかも被害額も$1000以下なので、アメリカの警察はこれといって
何もしない。 被害者は被害届を出して泣き寝入り、のパターンです。


みなさんも気をつけてくださいねー!
しかし、ミスター夫はだまされやすくて困りますねー。


というか、サギ師はあの手この手で人をだまそうとするので、本当に知能犯。
おとろしいでございますー。

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