ところで、私の職業はフリーランスのメイクです。
仕事の100%が電話、メイルで入ります。
この3年間ほどは人の紹介で仕事がはいるので、履歴書なる
ものを書いたり、人にだしたことはありません。
一応、メイクのサイト代わりのブログサイトに季節ごとに
履歴書 Resume をアップしてはいます。
メイク、というとフアンシーな、
素敵な職業だと思われがちですが、なかなか
体力勝負的な部分も多く、メイクするばかりが仕事ではなく、
時にはだれかの鼻毛や耳毛をきったり、そったりと
好きでなければできない職業です。(目くそをとることもあります。)
最近はコマーシャルのアシスタントの仕事がほとんどなので、
1週間先の予定は未定、という恐るべしフリーランス。
時にはその日いきなり仕事がはいることもあります。
ミスター夫も同じような職業(写真家、アーテイスト)なので
夫婦そろってこの不況のアメリカ大陸で収入未定な恐ろしいようで
楽しい毎日を送っています。
それでも、なんとか笑ってくらしているのは仕事をくださる第一線で
活躍しているキイメイクさん(アシスタントの上の方)のおかげです。
時間のあいている時に、今興味のある高齢者生活補助のパートの
仕事をいれようとしていたのですが、いつもその仕事が決まりかけた時に
メイクの仕事が入って、今までに2度ことわってきました。
今日もまた3度目でそういうことがあり、さすがに、ここは腹をすえて
メイクをやめるまではフリーランスとして生きるしかない、と確信。
仏壇に手を合わせてた夕方です。
(とりあえず、何かあると報告のため仏壇に手をあわせる習慣が。)
興味がある、高齢者生活補助のパートの仕事
と
やっぱり好きで、これしかできないメイクの仕事。
給料面でもその道10年になるメイクの仕事と、度素人としての
高齢者生活保護の仕事とでは大きな差があります。
結局、メイクの仕事が来るとどうしてもそれを優先。
それを断ってまで高齢者生活補助の仕事に行きませんでした。
フリーランスは仕事がないときが一番つらく、心の中でいろいろな
葛藤もある職業ですが、それも仕事のうちだと思って、あと5年は
何も考えず、まっすぐにメイクの腕を磨いて、仕事をきっちりできる
人間になります。
会社勤めには、会社勤めの葛藤が。
公に勤める人にはその葛藤が。
漁師には漁師の葛藤。 (みなさん、魚をもっと食べてねー!)
(その前に、海を守るために原発廃止+海をきれいに、ですよー!)
農家には農家の葛藤。
(日本の国土を守るため、原発廃止+節電+エコですよー!)
生きて行く、ということ自体に葛藤があったんですね。
心を入れ替えて
この2年つぶした
ままだった
メイクの
ウエブサイトを
作り直すことに
しました。
Studio Sawada
シャレてますでしょ。
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