サンタのひげ直し慈善活動。

今週は学校に総計５００個ものサンタのかつら、ヒゲ、が学校に
届けられ、慈善活動学習のもと私達学生が各自かつら、ヒゲの３セット、
総計６個のサンタグッズを洗う、パーマネント用ロッド（ローラー）で巻いて
カールを復活させる、といったことを火曜日からしています。

マネキンに
装着して
ひたすら
ロッド
を巻く
今日この頃。

さすが
アメリカ。

届けられた時は薄汚かったサンタの桂達でしたが洗ってカールを復活させるとかなり新鮮になりました。　　聞けばこの活動は毎年恒例だそうでPCC Cosmetology の秋の終わり、冬の始まりを告げる
行事ともいえます。

冬の始まり、というには日中まだまだ暑い南カリフオルニア。

日本の残暑もまだ厳しいのでしょうか。

反日デモに心ざわめく。

今週はテストが毎日あって、今日も日曜日といえど
ひたすらウエブ英和辞典をかたわらに教科書を読み込む
一日ですが、そのかたわらで目に飛び込む中国全土での
反日デモ拡大のニュースに心がザワザワしています。

ここでザワザワしてもどうしようもないのですが。

ところでこの反日運動はこちらにも何気に広まっていて
学校の中国系アメリカ人生徒に無視されたり、
無表情、無言でクラスでやりとりがあったりと、大人げない、
というか、どうして政治を学校まで持ち込むのだろう
若者は、と感じています。

ガソリンスタンドでも中国系移民のレジの人に
韓国人か？、と聞かれ日本人と答えた瞬間、以後
無言で対応された、ということが今年に入って
いくどかあります。
ウソのような対応にこっちがとまどってしまいました。

私にできることは日本人として卑屈になる事なく
元気に、誠実に対応することだけでしょう。
こういう時こそ背筋をまっすぐするべし、です。

韓国系の若い学生にもシカトされている気がしますが、
そこは気のせいということにして学業に打ち込みます。

領土の問題というのは本当にデリケートですね。
日本政府は第二次大戦のこともあり、中国、韓国にやたら
遠慮しているようですが、戦後、中国、韓国にインフラ整備
などで投資することで罪をつぐなってきたこと、政府間の
無利子援助など、全て全て日本国民の血税で支払って来たこと、
政府の方には考えていただきたいものです。

このまま遠慮したままあと１００年、２００年と外交を続ける
気でしょうか？

日本は戦争中過ちを犯しました。
戦争に負けた敗戦国です。
悪の権化となりました。

どれだけ善行を重ねても、ことあるごとに政治の
取引でこのことが引き出されます。

私はそれをせおって、それでも日本人として凛として
生きて行きます。

政治家の方々には、もっと大きな目で日本という国を
支えていただきたいものです。

話し合いでなんとかなるならいいのですが、
話し合いのテーブルに両者がつけない場合、
どうするのでしょうか。

そこのところを考えて血のにじむ努力をしていただくために
高い税金をはらって国会議員さん、大臣さんの給料や退職金を
日本のみんなは払っているのです。

卑屈にならない外交を願っています。

憎しみあう関係より、どうすれば隣国同士うまく
生きて行けるか考えられる関係になれればいいです。

白か黒つけられないなら、なんとか灰色で今は収められれば
いいのですが。

Hollywood 伝説の日本人メイクさん、カオリ ナラ ターナーさんのメイク実演を見てきました。

Makeup/Hair guild Local 706 ことメイク組合から
メイク実演＋新商品説明会のお知らせハガキがとどき、
早速いってまいりました。

今回の実演はハリウッドでの日本人メイク先駆者、
カオリ　ナラ　ターナーさん。
個人的には組合の会合でお見かけしてご挨拶することが
あるくらいで、面識はほとんどありません。

今日の実演はこちらのメイクさんの人気サブジェクト、カブキメイク
＆ゲイシャ　メイク。

芸者メイクモデル
のブロンド白人女性。

カオリさんが
びんずけ油
を塗った後
はけを使って
おしろいを塗って
いきます。

先の女性の芸者メイク後
今度は白人男性を使って
（実は彼はこちらでは
有名なメイクさんです）
歌舞伎メイク。

モデルさんの
足をご覧くだい。

スニーカーです。
アメリカンー！
、

変身中。

獅子のズラを
つけてますます
変身中。

メイク終了後。
実技を見ている
中にはその道
３０−４０年の
ベテランの
みなさんも
いらしたの
ですが、この
ヤンヤヤンヤの
撮影会も驚きの
大盛況ぶり。
やはり日本の伝統芸能とその美にみんながみせられた実演会でした。
カオリさんはにこやかで、明るい素敵な方でした。

愛される要素、そして求められる要素のあるチャーミングな人、
に出会えて本当に勉強になったテスト明けの日曜日でした。

Fall Semester も、恐るべし。

夏が過ぎれば、少しは楽になるはずのCosmetology at Pacadena City College,
そう思っていましたが、そう思えたのは秋学期/ Fall Semester 開始後の
３日間だけでした。

Face Book に写真をアップできたりしたのが夢のようです。

パーマロッドを巻きすぎてもう手が痛くてしょうがないところに
今週は筆記テスト３つ、実技テスト３つ。

話せば長いので省略しますが、本当にCommunity College Cosmetology
とは、私学に比べて安い分勉強＋実技が大いそがしです。

学校で毎日するべきノルマの仕事量があり、それが達成
できないと出席時間から１時間差し引かれて行きます。
（ひーえー！）

国家試験ともいえる州試験をうけるためには１６００時間
学校にいかなければならず、毎日がんばって学校に行っていても
仕事が遅いと１時間づつきえていくという。

特に手がまだおそいFreshman あがりの私達には上級生が１時間でできることが
２時間かかったりで、かなりストレスが。。

しかも、上級生がお客さんをとるとアシスタントをするので
その分時間が消えて。。。

早くなれるためにはとにかく実技をするのみ。
手が震えるまで毎日がんばります。

きっと１１月には少しまっとうな生活にもどれるかもしれません。